Access/ExcelとBitシリーズ徹底活用


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今回は、BitplusPROのMDBファイル新規作成及びMDBファイル設定機能を利用して、Accessを使わずにAccessのMDBファイルを作成する方法を説明します。

BitplusPROのこの機能を使えば、AccessがインストールされていないパソコンでもMDBファイルを作成してBitplusPROでデータを受信することができるようになります。

また、BitplusPROのCSV出力機能を使えばそのデータをCSV形式でエクスポートできますので、Excel等の他のアプリケーションソフトでデータを利用することができるようになるのです。

新規MDBファイルの作成

まず、メニューバーの設定(E)→MDBファイル新規作成(M)を選択します。

次のようなMDBファイル新規作成フォームがが表示されます。

参照ボタンをクリックすると、名前を付けて保存というダイアログが表示されますので、ファイルを保存するフォルダに移動した後、ファイル名(N)のテキスト入力ボックスに作成するMDBファイル名を入力し、保存(S)をクリックしてください。

名前を付けて保存というダイアログが閉じて、次の画面のようにMDBファイル名に入力したファイル名が入ります。

次にテーブル名のテキストボックスに作成するテーブル名を入力します。
(ここでは例として顧客リストという名前のテーブルを入力してみましょう)

次にファイル形式の選択ですが、通常はAccess2000形式を選択してください。

これでMDBファイルの作成準備が整いましたので、新規作成ボタンをクリックしてください。指定したMDBファイルが作成され、MDBファイル設定フォームが表示されます。

MDBファイル設定

■フィールドの作成
MDBファイルとテーブルは、既に入力されているはずですから、フィールド名を入力し、データ型を選択します。
（ここでは例としてオートナンバー型のIDというフィールドを作成します。）

フィールド追加をクリックすると、テーブルにフィールドが追加され画面のように表示されます。

この手順で他に必要なフィールドを追加してください。

■フィールドの削除
まず、削除するフィールドを選択（クリック）してください。

フィールド削除ボタンをクリックすると、指定したフィールドが削除されます。
※ 削除前に確認画面等は表示されませんでご注意ください。
また、フィールドを削除すると、そのフィールドのデータが全て削除されますのでご注意ください。

削除されると一覧から削除したフィールド名がなくなります。

■テーブルの追加作成
テーブルに新しいテーブル名を入力しテーブル追加ボタンをクリックすると新しくテーブルが追加されます。

※既存のテーブルと同じ名前のテーブルを作成することは出来ません。
テーブルが追加されると次のメッセージが表示されます。

次のようにテーブルのリストに追加されます。

■テーブルの削除
テーブルの削除は、削除するテーブルをリストから選択してテーブル削除ボタンをクリックするとそのテーブルが削除されます。

テーブルが削除されると次のメッセージが表示されます。

次のようにテーブルのリストからも削除されます。

※ 削除前に確認画面等は表示されませんでご注意ください。
また、テーブルを削除すると、そのテーブルのデータが全て削除されますのでご注意ください。

まとめ

今回説明したBitplusPROのMDBファイル作成ならびに設定機能は、アクセスなしでもデータの取り込み先として使用するMDBファイルが簡単に作成することが出来ますし、Accessがインストールされているパソコンでもフィールドの追加や削除などの際にAccessをいちいち起動することなしに行うことができるので非常に便利です。
尚、BitplusPROで作成したMDBファイルは、Accessで作成したファイルと何ら変わりません。

テーブルの追加機能は、BitplusPRO5.0.1から新たに追加された機能で、5.0.0ではテーブルの追加や削除は出来ません。

是非、BitplusPRO5.0.1をお試しください。
BitplusPRO最新版ダウンロード


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